満月を迎えたバックムーンが欠けていく中、今週は3つの流星群の「流れ星」を見ることができるかもしれない。みずがめ座δ南流星群のピークは比較的、幅があるため、正確な日を決めるのは難しいが、American Meteor Society(米国流星学会)によると7月29~30日頃にピークを迎えるという。真夜中頃に空を見上げると、1時間に10個程度の流れ星が見られるかもしれない。
この流星群は8月21日頃まで活動しているが、流れ星の数はピーク時から徐々に減っていく。北半球、南半球どちらからでも見える。
もう1つ、流れ星が見える可能性があるのはペルセウス座流星群で、ピークは8月12日頃となるが、目にすることになる流れ星のいくつかはペルセウス座流星群からのものかもしれない。この流星群は北半球の方がずっと見やすい。