冬の雲が映っている霙で濡れた道路のアスファルトさえも、子供の頃の冬の朝早い灰色の霧、骨まで沁みるような寒さへのノスタルジーとなる。
この街の雨??は私の体の深いところにある渇望を騒ぎ立たせる。そして夜の道路を照らすハロゲンランプの光は私を不意に泣かせた。
心の痛い部分には触れず、すれ違っていく刹那の関係などにはなりたくない。
胸騒ぎを沈めるように薄暗い静寂の中で私は貴方を本能のままに求める?
ぴったりと閉ざした太腿の付け根に貴方の指が侵入してくる。人差し指が割れ目に忍び込み、動き回る。
指先が快感の源を探し当てて、素早く確実に動きは始めると、心が全部溶け、濃密な液体となって滴り落ちていく////私は頭の中で回っている尖った思考からも解放されるのを感じた。
互いの唇と唇を重ね?、甘い唾液を味わいながらその内側を舌先?でなぞった。
快感の波に眼を閉じ、背中を反らせて腰を浮かせた。貴方は野生の狼?のように赤い目を光らせ、私の身体に覆いかぶさる。生暖かな液体が脈打ち、溢れるその瞬間まで、強い刺激が全身を駆け巡った????
クリスマスも近くなってきましたね
お兄様はどんなご予定ですか???
お身体を暖かくしてお過ごしくださいね?
りこ