この映画気になってたんですが私の生活範囲では上映がなくてタイミングを逃しまくってたんですが、遂に上映館まで行けました!
「トワイライトウォリアーズ 決戦!九龍城砦」
オタク的に九龍城と聞いたら黙ってられない部分ありますよね。
湿度と饐えた臭いがしそうなほどリアル(リアルは知らないが)な建物の作り込みで、入り組んだ内部の閉塞感と不安定さを感じる凄いセットでした。
戦闘シーンに入る前の「だ...誰も話を聞かない...あぁ!!また話しが拗れてややこしい事に....!!😫」を繰り返すあの感じ、絶対に日本では作れんやろ...と思いました。
登場キャラの距離の詰め方も他人に対する配慮も挑発も、それとわかるのに全然想像通りにならないの、これはお国柄なのかな...???って一生思いながら見てました。
途中、主人公がお菓子を買うシーンでは
「このお菓子はさっきの可哀想な少女にあげるんだな。無駄遣いはしない主義だけど、そういう出費は厭わないなんて優しいやつだ!」
って思ってたら、そのお菓子を身につけて、少女を悲しませた元凶を討伐しに行き始めて本当にビックリしました。
見た目、完全にフルタマンだったので。
(これがフルタマンです。)
どのキャラもまじで手が早くて治安悪悪九龍城って感じでしたが、友情パートもちゃんとあるし、悪いキャラも含めてそれぞれに抱える思いや貫きたい義があったりして、感情移入ポイントも多かったです。
九龍城の中で暮らす一般人の描写もすごくて、揉め事があっても誰も動じなかったりするのは、そこではこの揉め事もある程度日常なんだよなぁと思わせられたり。今は亡き九龍城に思いを馳せてました。
要所要所でハチャメチャな設定もあって、まぁなんというか、気功は絶対負けない!最強無敵!!って事!!
でもその最強な気功にも勝てるのが義と友情パワーなんだぞ'!!って話でした。
みんなご存知サモ・ハン・キンポーも出てて嬉しかったです。めっちゃ暴れてた!!
劇場で買えるブックレットには作中で出てくる叉焼のレシピが載ってるので再現する楽しみもあります!
お近くの上映館で見られるなら是非見てくださいね!!
そしてブックレットも買ってください!
最後にこれは、上映前にロビーに貼ってあったポスターなんですが、こんなシーンは1ミリもなく、完全に存在しない記憶でした。