『O・K』
英会話は苦手という人でも、「O・K」くらいは使うもの。
この「O・K」、もとは、アメリカの大統領に関係する言葉なのである。
アメリカの第八代大統領にビューレンという人物がいて、彼の後援会を「O・Kクラブ」といった。
ビューレンの生まれた土地が、ニューヨークの「オールド・キンダーフーク」だったので、この故郷の名にちなみ、「O・Kクラブ」という名前がついたとみられる。
その「O・Kクラブ」、非常に結束力の強い
クラブであり、このクラブに入っていれば、何かと好都合なことが多かった。
「O・Kクラブ」の神通力から、「O・K」という言葉が生まれたらしい。
ただし、これには異説がある。
アメリカの第七代大統領ジャクソンが、書類を決裁したときの誤字に由来するというものだ。
正しいという意味である「All Correct」を「Oll Korrect」と、間違えてしまったのだ。
それで「O・K」が広まったというのだが、いずれにせよ、アメリカ大統領と関係が深い言葉のようだ。