『ご無礼します』(失礼します)
熊本城とくまモンがシンボルの熊本県。
阿蘇山が鎮座する“火の国”だけあって、気性が激しく、熱くて頑固な人が多いようだが、根は温かいという。
江戸時代の武士道精神の影響がいまだに残っているそうで、それを象徴するかのような方言一つが、この「ご無礼します」だ。
熊本では“失礼します”と同じように使われていて、“(お先に)失礼します”や“(ちょっと前を)失礼します”と言うところを、代わりに「ご無礼します」という。 辞退や断る意味でめ使われるので、“明日の会議は欠席(失礼)します”は、『明日の会議はご無礼します』になる。
侍っぽくて、渋い。