日本語を母語(幼いときに自然に習い覚えた最初の語源)とする人の数は、約1億3400万人である。
日本語を母語とする人の数というのは、純粋に日本人の数である。
では、世界中の言語のなかで、母語話者(ネイティブスピーカー)の人口を比較したら、日本語はどれくらいのランキングにいるのだろうか?
1位・中国語(約13億7000万人)、2位・英語(約5億3000万人)、3位・ヒンディー語(約4億9000万人)、4位・スペイン語(約4億2000万人)、5位・アラビア語(約2億3000万人)、6位・ベンガル語(約2億2000万人)、7位・ポルトガル語(約2億1500万人)、8位・ロシア語(約1億3000万人)、9位・日本語(約1億3400万人)、10位・ドイツ語(約1億3000万人)、という結果になっている。
日本は9位と健闘しているが、日本語は英語やスペイン語と違って、日本以外に母語話者がいない。
そして、唯一の母語話者である日本人の人口が減少しているということが心配なところだろう。
母語話者数が6000人を切ると、「少数民族言語」と呼ばれる。