ー洋風メニューの常連が胃の調子を整えてくれるー
胃の調子がすぐれないときは、キャベツとチーズの食べ合わせを試してみてください。
キャベツにはビタミンUという栄養素が含まれています。
ビタミンUには胃腸の壊れた粘膜組織を修復する作用があります。
胃酸の分泌を抑えて、胃もたれを改善する、胃潰瘍を防止するなどの効果も期待できます。
そしてチーズは粘膜の元となるタンパク質を補給できる食品です。
チーズのタンパク質の一部は乳酸菌の働きによって、アミノ酸に分解されているため、吸収しやすいという特徴があります。
そのため、胃腸が弱っているときでもスムーズに吸収しやすいのです。
また、アミノ酸の中には体内で合成することができず、食事から摂る必要がある必須アミノ酸というものが存在するのですが、チーズには必須アミノ酸を豊富に含んだ良質なタンパク質です。
キャベツとチーズは、粘膜の修復効果を高め合う食べ合わせなのです。