シティーヘヴンのサイトを見ていないご主人様にも読んでいただきたく、こちらにも掲載しておきます↓
秋の夜長に……
この間読了したSM小説の話をします
ザッヘル=マゾッホ“毛皮を着たヴィーナス”
この小説は、資金力のある文化人の青年が主人公。
主人公は幼い頃に親戚の美しい婦人から折檻された経験から、被虐性癖と美しい女性への崇拝感情を抱くようになります
主人公は、ヴィーナスの石像にとてつもない憧憬を持っていたのですが、ある日それと見紛う程美しい20代前半の貴族の未亡人と出会い、相思相愛になります
しかし、彼は何といってもドM。
未亡人の方にはサディストの性癖は無かったのに、彼女に懇願し、奴隷にしてもらい、彼女をサディストに“教育”してしまうのです!
そして、彼女は次第に本物の残酷さを身につけ、彼を足蹴にしていく……
といったあらすじなのですが、この小説を読んで、Mは実は主人で、Sは従者という見方もできるのかという感想を抱きました。
わたしも、ノーマル男性を残酷なS男性に変貌させることができたら、その時一人前のMになれるのかもしれませんね??