こむぎのはじめてのおつかいは
「キャベツ」でした?
保育園の頃だったかな??
ドキドキしながらレジをクリアして、
必死にキャベツ一玉を持って走るこむぎ。
そこそこの距離があったので、途中道端で休憩を挟みつつ、右手左手に重たいキャベツを持ち替えて、こむぎがんばりました。
おうちが見えると母上が外にでて、
にこにこで待ってくれています。
ほっとするこむぎ。
最後の力を振り絞って走りだしたこむぎは、
ゴール目前で足がもつれて盛大に転びました。
そんなこむぎの事など知らんぷりで遠くに転がっていくキャベツ。
その様子を見ていた母上は、
動かずにおうちの前で待っています。
こむぎの初の任務を自分の力でやり遂げなさいとさすがの母上です。
なんとか立ち上がり、
転がっていったキャベツを取り戻し、
泣きたいのを必死に堪えて
ようやくゴール!?
母上の腕の中に帰還しました?
振り回されて何回か電柱にぶつけられながらも
こむぎと共に大冒険をしてきたキャベツ。
そのキャベツは……