西洋に「血は水よりも濃し」という諺があります。
確かに血の繋がりのある家族との関係は、他人よりも強いかもしれません。
けれども、そのことと「家族だから黙っていても互いを理解し合える」こととは別の話です。
家族だって1人1人、性格も好みも価値観も考え方も、全てが同じではないのですから、100%わかり合おうとすればするほど、どこかに無理が生じて逆に不和が生じてしまうのです。
家族関係で大事なのは「たとえ家族と言えども違う人間」と割り切ること。
その上で、互いの生き方を尊重し合うことです。
自分の考えを押し付けずに、相手の意思を尊重して受け入れ、温かな目で見守ってあげることです。
逆に家族関係で1番不味いのは、家族の誰かが自分には理解できない行動を取ろうとした時に、頭ごなしに否定することです。
互いが「家族なのだから、わかり合えるはずだ」といつ前提に立つと、こうなってしまうのです。
意見するのは良いですが、「たとえ,家族と言えども違う人間」だということを決して忘れてはいけませんね。
本日もよろしくお願い致します。
なおみ