人の行動には全て目的があり、自分の現在の状況はその目的を達成するために自らが選択した結果である。
これがアドラーによって提唱された「目的論」という考え方です。
人は困難に直面した時、「なぜ、こうなったのか?」「何がいけなかったのか?」と過去を振り返り、原因を探りたくなります。
しかし、自分にとって都合の良い原因を見つけ、それを理由に困難から逃げてしまうことも起こり得ます。
そこでアドラーは、過去の原因を追求するのではなく、現在や未来の目的に向かって自分が何をすべきかを考えることが大切だと説きました。
12月もよろしくお願い致します。
なおみ