乾電池は、なぜ「乾いた」電池なのでしょうか。
また、なぜ単3、単4などと「単」が付くのでしょうか。
1866年にフランスのルクランシェが発明した現在の乾電池の母体となる電池には、塩化アンモニウム溶液が溢れるなど不便がありました。
その後、1886年にはドイツのガスナーが電解液を石膏で固めた電池を発明しました。
水があっても溢れないことから「乾いた電池(乾電池)」と呼ばれるようになりました。
一方、「単」と「単位電池」。
1930年代中頃までは何個かの電池を1つにまとめて力の強い電池を作っていましたが、その後今のような電池を1個ずつ使うようになったことから、「1つの電池」という意味でつけられています。
本日もよろしくお願い致します。
なおみ