瀬戸内寂聴原作の「花芯」
原作は見たことがないけれど、
戦後直後の不倫ポルノ映画。
愛を受け止める器が未熟な女性が
好きでもない男と結婚して子供を作ったのち
恋を知る。そして電車が一周するように
自らの生き様を受け止めるように
はつらつに綺麗に幕を閉じる。
裸のシーンは
どちらかというと
男性側に想いが
たくさん降り注いでいて、
林遣都が特に
あんなにイケメンなのに
こんなにかっこいいのに
おっさんずラブに登場して
キャピキャピしていたのに
どーして相手の女性側は
惚れ込まないんだぁ?と笑
でも
いつも旦那様と会う時は
登場された男性は
こんな感じでいてほしいなという
小さな願いは感じる。
猪突猛進のような
体の内ではなく
人生の内に秘めたものを
爆発させるような力をもつ男性が
私はみたい。
逆にAVもたまに見るけれど
これはどちらかというと
たまたま男性がムラムラしていて
そこにヒットするような女性が現れて
そういうシーンを丁寧に長めに作っていただき
開放されているという感じ。
ただ流れているアダルト女優さんの何人かは
テレビに出ている女優さんより
鋭く輝かしく皇后とした輝きを
持っている方がいらっしゃる。
それはエッチな気分に酔っている
喘いでいるからじゃなく。
人生が満ち足りている兆しが
傾向が
体から溢れているから。
今回の映画はそういうことに
気がつけたし、主人公が自身の揺らぎを
感じているときの動きは
シンプルに丁寧ですごく美しかったです。
ご参考までに。
気になった方は
オキニトークで色々質問してみてね。