松戸をちょっとずつお勉強。
松戸が出身の方も、
松戸移住民も、
松戸は仕事できてるだけだよーって人も楽しめるよう、
エロく楽しく文を書けたらなっていう企画です。
ひとまず10月いっぱい、続けていこうと思います。
そんな記念すべき、1回目。
松戸市馬橋にある萬満寺にまつわる昔話。
突然の伝説。
むかしむかし。
こちらの和尚さんは、人も生き物も分け隔てなく、親切にして暮らしていました。
裏に住む大蛇…オロチも例外なく可愛がってた優しい和尚さん。
ところがそのオロチ、調子に乗っちゃって、お寺に来る庶民を襲おうとしちゃうんですね。
お腹空いてたのか、イライラしてたのか、
はたまたムラムラしてたのか…
太いぬらぬらと黒光りするオロチ。
そんなオロチに和尚さん、激おこ。
オロチを江戸川に追い出しちゃいます。
釣りでいうところのリリース…ではなく、これは放流。
令和の時代、SNSで和尚さんが
人襲ったオロチを放流してやった!なんてポストしたら、
江戸川近隣の住民からの非難殺到ですよね。
炎上待ったなし。
オロチは和尚さんとのまったりライフに未練たっぷり。
江戸川の渡し船で、お寺のある馬橋の人が乗ると、なかなか前に進まない…
オロチの和尚かまって欲しい作戦が、近隣住民にも影響出ちゃったわけです。
困った乗船客の馬橋の人は、もっていた手拭いを川に投げ入れました。
オロチ、嬉しそうにその手拭いをくわえて、川に潜っていったそう。
馬橋の人、江戸川でちょっと困った時には、手持ちのタオルを投げ入れると、事態は好転するかも?