みかげの「お伊勢さんレポート」
(その2) 二軒茶屋餅編
「お伊勢詣で(おかげ参り)」へのルートは、陸路(伊勢街道や伊勢本街道)だけではありませんでした。
志摩や尾張・三河(愛知県)、遠江・駿河(静岡県)などからは船で参宮し、船道者などと呼ばれていたそうです。
(現在の船着き場)
「二軒茶屋」という名の船着き場は、当時そこには『角谷』(現在の二軒茶屋餅)と湊屋(うどん、寿司)の2件の茶屋があったことに由来します。
(毎月25日限定の、くろあん仕立の二軒茶屋餅)
明治5年に明治天皇がご参拝されたときは軍艦で来られ、お供の中には西郷隆盛さんの名前もあったそうです。
ちなみに、角屋さんは1575年の創業(来年で450年)ですから、織田信長の時代からなんですね。
21代目社長の目指す「角屋麦酒」は全国から関心を寄せている注目のビールだそうですよ。
次回は『二見ヶ浦編』だよ