こんばんは。はなぶさです。
今日の夕暮れの色がとても印象的でした。
(画像は以前冨樫義博展に行った折に撮った六本木から見える夕焼け)
空のてっぺんは群青色、そこから夕陽へのグラデーションになっていくのですが
その夕陽の色が今日はとても深い色に思えました。
くすんだ、深さのある橙色。
あれはなんて表現されるのかな。
日本の色彩の名称はとても素敵で、わたしも多くは知らないのですが一番印象的だったものをひとつ。
甕覗きの色
…藍染の工程で一番最初にひとはけ分だけ塗ったうすーーーい青色(藍色?)を指すようです。
甕に溜まった水がまさにそんな色だから、だったような。
確かに、洗面器程度では溜まった水も無色透明ですが深く大きい甕に溜まった水にはうっすらと色がついていそうです。
そんな、色があるかないかわからないところをちゃんと色として表現している衝撃的な名前でした。
今日のあの橙の向こうに見える深淵の色。あれはどういう風に表現されるのでしょうか。
深遠の橙。
とか。
いけない。いきなり中二感。色々ばれてしまいます。
本日お会いできた時間はまさに飴色。
2人で会話をするたびに、肌を重ねて身体で息をするたびに、透明なその空間が2人に向かって濃縮していくような。重みのない空気がしっとりと粘度を持ち、ふたりを包み込むような、そんな甘さに囚われて抜け出したくなくなってしまうような時間でした。
大切なひとときをお預けくださってありがとうございました。またお会いできたら嬉しいです♡
それでは宵も深くなってまいりました。
あたたかくして、おやすみなさい。
※これを書いた後に亀覗きの色を調べたら、わたしの記憶は少し違うようで正確な内容がきちんと記されていました。
とても素敵な意味もこもっていたので気になる方はぜひ調べてみてください♡