こんばんは。
意外なところにかわいいカフェをみつけました。はなぶさです。
先日からちょこちょこわたしの日記を賑わせている
寄生木【ヤドリギ】。
今日はこのヤドリギさんにびっくりした点をご紹介します。
この子、木に寄生する木なんですけれど。
木なのに、土から生えられないみたいです。
木なのに…!!!!!!
まさに頼りないけどどこか愛らしい、守ってあげたくなっちゃう存在。
…いやそもそも木とは、どういう定義なのだろうか…
この流れは遡って宇宙の真理まで考えはじめそうだからよくありません。
まずなぜ寄生しないと生きられないのか。
どうやら自力で水を吸い上げる力が弱いとのこと。なので土から自分でよいしょと水分を汲み上げることができないので、他の木が吸い上げた水分の恩恵を賜っているようです。
そして面白いのがその繁殖方法。
100%、鳥頼み。
このヤドリギの果実の美味しいところである果肉は、粘り気が著しいみたいです。
その粘りは鳥の消化器官を通ってもそのまま、ねちょねちょしたフンとして体外に出るのですが
無論ねっとりしているのでぽろりと落ちてくれない。そう、擦り付けないと鳥のお尻がさっぱりしないのです。
そして鳥はどこに擦りつけるのか。
木。
そして擦り付けられたフンに混ざっていたヤドリギの種は無事宿主を得て発芽に至るというのです。
ここです。
自らが生存していくためにわざわざ果肉に粘り気を持たせたのですよね。
それって、自分たちは鳥という生物が繁殖活動の要であること、そしてその鳥の構造を理解していないとできない進化です。
消化器官で効力を失う程度の粘り気ではだめだし、鳥以外の生物に沢山接種されても木に擦り付けてくれる保証はないわけで。
ヤドリギのどこが何を考えそのように進化させたのでしょうか。
でも進化と思考はイコールではないはずなので、どこで何を感じ取って(この表現も可笑しいですが)DNAに反映させるのでしょうか。
よく生物のドキュメンタリーで
「進化の過程でー」という言葉がありますが
進化の過程、すごすぎませんか。
すごすぎてすごすぎるという語彙しかでてこない。
過程って、なに。
どうやってるのおおおおおおお
と考えて最近あまり眠れないはなぶさでした。
まだ触れてもいないのに、お会いできた時に感じたえもいわれぬあたたかさ。
陰った冷やかな空など思い出せないような熱の交換が絶え間なく続いた静かで激しい密約のひととき。
次の逢瀬も楽しみにしております♡
明日から月曜日。また一週間がんばりましょう。
#お礼日記 #雑記