数人の若者が宝物をもってきましたが
月光姫はすぐに粗品だと
見破ってしまいました
月光姫は月を見るたびに
悲しそうな顔をしていました
" どうしてそんなに "
" 悲しそうな顔をしているのですか "
とおじいさんが月光姫にたずねると
" 本当は私は月からきたものです "
" もうすぐ月からおむかえがきて "
" 月に帰らなければなりません "
" やさしくて ちょっぴりえっちな "
" おじいさんとおばあさんと "
" お別れするのが悲しいのです "
" そんな馬鹿な "
とおじいさんは戸惑いました
明日がその日です
おじいさんは沢山の武士をやとって
月光姫を守ろうとしました
おじいさんは月光姫を
手離したくはありませんでした
その夜 月が山の上に現れると
金色の光が光りました
変態仮面☆登場
武士たちは一斉に
光めがけて矢を放ちましたが
光があたると武士たちは力を失い
眠りに落ちてしまいました
ちく☆ビーム
天使が明かりの中から現われ
家の上に降りてきました
かぐや姫の手をとると
空高く上がっていきました
" おじいさん おばあさん "
" 長い間 可愛がってくれてありがとう "
" 誰よりも妖艶に育ててくれてありがとう "
" 私は壇蜜を越えられるかもしれない "
" これから月へ帰らなければなりません "
" どうかいつまでもお元気で "
" 二人が変態仮面になるその日まで "
" さようなら "
月光姫はおじいさんとおばあさんに
お別れをいうと天に昇っていきました
これが本当の逝き昇天
月日は流れ
日々変態修行に努め 毎日ハッスルした
おじいさんとおばあさんは変態仮面になり
無事 月光姫に会えましたとさ
世にも変態な昔話-股の名を月光姫 後編-