森美術館で開催されている
ルイーズ・ブルジョア展を
見てきました。
せっかく
お仕事で都内に来るので!
嬉しかったです☺️
六本木ヒルズにある
巨大な蜘蛛の女性アーティスト。
亡き夫のハンカチに刺繍した
「地獄から帰ってきたところ。
言っとくけど、素晴らしかったわ」
の言葉に集約されているような
作品群。
幼少期に体験した
複雑でトラウマ的な
激しい負の感情を
絵画や造形など
色んなカタチにしていて。
私は
ただただ
彼女の熱量に圧倒され
うろたえました。
例えば
「女と杭」
という作品。
手のひらサイズの
アワビ型の木の割れ目に
打ち込まれた何本もの釘。
天井からは
逆さ吊りの生首。
赤い乳房を
咥える赤子の絵画もたくさん。
気味の悪い巨大な蜘蛛も
タペストリーを紡ぐ
母親を想って作ったそうな、、
希望と恐怖
不安と安らぎ
緊張と解放
罪悪感と償い
相反する感情は
生きることへの
強い意志を現しているそうです。
戦争や自然災害
進化と共に
生きにくくなる現代社会、、
人類が直面する
ときに「地獄のような苦しみ」
を生き抜くヒントを
得られる気もしました☺️