久々に夏目漱石の夢十夜を読み返しました。
やはり第一夜が1番好きですかね。
私は比較的文章が詩的で美しい小説が好みです。
夏目漱石は坊っちゃんとか吾輩は猫であるとかコミカルなイメージも強いですが、夢十夜はとにかく美しいと思います。
女は死にそうにないのに死んだ理由はどうだ、とか男女は分かり合えないことを示唆している、
とかいろいろ考察があって、
そういうのを読むのも面白いですが、
私は圧倒的な情景描写の美しさ、漱石の選ぶ言葉の繊細さが好きで好きで堪らないです。
真珠貝で穴を掘る、土の匂い、暁の星
真っ白な百合の花
単語で並べただけでも、宝石が並べられたようなキラメキを感じます
(そう感じるの私だけかな?)
夢十夜はネットの青空文庫で無料で読めるので、
是非読まれてみてください
あと、これは夢十夜とは関係ないのですが、
夏目漱石はI love youを月が綺麗ですねって、訳したらしいです。
ん〜、なんてロマンチックなんでしょう
以上オタク語りでしたw
エッチな写メ日記も見てね