中山　伊代（逢Tokyo）

透き通るような白い肌、端正な輪郭、洗練された美しさまるで触れてはいけない存在のようでございます。けれど、その奥には、ほんのわずかに揺れる戸惑いと不安の色。
「この方は、まだ何も知らない……」
そう理解したにもかかわらず、心の奥底で疼く衝動が、それを掻き消していきます。
知らないのなら貴方だけが知ることができる。その甘美な優越感に、抗うことなどできるはずもございません。
彼女の肌に触れた瞬間、驚くほどの柔らかさに息を呑むことでしょう。
指先が吸い込まれるような感触に、じわりと支配欲が膨れ上がってまいります。
伏し目がちに睫毛を揺らし、何かを求めるようでけれど、それが何なのか、ご本人ですら分かっておられないご様子。
それが、ひどく愛おしく、そして、抗えないほどに甘美でございます。
触れるほどに、彼女は少しずつ染まってまいります。
戸惑いの中で、小さな快楽を知っていく
その過程を独占できるのは、ほかの誰でもなく、貴方様だけでございます。
「完全未経験の美人」この響きが、心を狂わせることでしょう。この透き通る肌が、どれほど男心を狂わせるのか。
伏し目がちに視線を揺らす仕草が、どれほど淫靡に映るのか。
そして、ご自身の身体が、どれほど甘美な誘惑の武器であるのかを。
彼女の“初めて”を、この手で導く悦び。
その特権を手に入れることができるのは今、この瞬間に決断された方のみでございます。
どうか、この機会を逃されませんように。
彼女がこの世界に染まる前に、その最初の扉を開くのは、貴方様でございます。