戸田　凛（赤坂クオーレ）

「美」を追求し続けてきた彼女。
その果てに辿り着いたのは、自らが"究極の美"となることでございました。
漆黒の髪が揺れ、艶やかな光を宿す瞳が貴方様を静かに射抜く。
ふっと開く潤んだ唇、そのわずかな動きだけで全身が熱を帯びていくのを感じるでしょう。
理性を繋ぎ止める術など、もう残されてはおりません。

しかし、ただ美しいだけではございません。
彼女はゴルフで鍛え上げたしなやかな肉体を持ち、その身体が生み出す動きのひとつひとつが、意図せずとも艶めかしさを滲ませてしまうのでございます。
細く括れたウエスト、丸みを帯びたヒップライン。
しっとりとした白い肌がそれらを包み込み、視線を絡め取るかのような濃密な色気を放っております。
完璧なバランスを持ちながら、まるで貴方様に翻弄されるために存在するかのような、甘く危うい空気を纏って。

けれど、お話をすれば拍子抜けするほど気取らず、柔らかく、可憐で愛らしい。
まるで少女のような無邪気さを滲ませ、ふわりと微笑むその表情は、まさに"罪"でございます。
この圧倒的な美貌の持ち主が、こんなにも親しげに微笑むなど、あまりにも危険すぎるではございませんか。

無防備な笑顔の奥に、封じ込められた何かがある。
それは、肌が触れた瞬間にゆっくりと解き放たれます。
最初は戸惑い、恥じらい、逃げるような仕草を見せながら。
けれど、ひとたび貴方様の手が彼女を受け止めたなら、次第に変わっていくのがわかるでしょう。
じわりと滲む熱、絡みつく指、艶めく吐息。
甘く幼さを含んだ声が、絡み合うごとに震え、掠れ、そして……淫らに濡れていく。

「……こんな顔も、するのですね」

その瞬間、どれほどの悦びが貴方様の胸を焦がすことでしょうか。
目の前で変わりゆく彼女の姿を独り占めする優越。
その美貌、その身体、そして、誰にも知られたことのない"本当の顔"を暴く興奮。

ただ見つめるだけでは終われない。
ただ触れるだけでは物足りない。
その美しさの奥に眠る"もうひとつの彼女"を、この手で目覚めさせたいそう思わずにはいられないはずでございます。

最初は貴方様を翻弄するように見えたその美貌が、いつしか淫らに崩れていく快楽の瞬間を。
普段は決して見せることのない、彼女の"本当の美"を。

どうぞ、余すことなくご堪能くださいませ。