現在公開中の映画「ボブ・マーリー ONE LOVE」を観てきました
「ボヘミアン・ラブソディ」QUEEN
「ロケットマン」エルトンジョン
「エルビス」エルビス・プレスリー
の3作品は観ていて
「ミュージシャンの伝記映画」が好きなんです
とてもライトな気持ちで観に行ったんだけど
作中を通してボブ・マーリーの曲をふんだんに流す等、コアなファンを意識した作風である。一方でやや説明不足な箇所があり、ボブ・マーリーの行動や人生をあまり認識していないライト層にとっては、展開が少しわかりづらい。
(↑ほかの方のレビューを参照)
映画は彼の人生を象徴する部分だけを選び抜いて描いているためとてもタイトな映画(上映時間105分)となりました。
ボブ・マーリーについての事前知識があった方がこの映画について感じ取れるものが沢山あったかと思います。
ボブ・マーリーや時代背景・相関図を知らなすぎる&展開の早さにクエクションの連続でむずかしくも感じました
しかし、不思議な事にいつの間にか作画に惹き付けられていったのも事実。
レゲエは私にとって未知の音楽ジャンルでしたが、この作品を通じてボブ・マーリーのレゲエを拝聴しました。
主演のキングズリー・ベン=アディルのインタビューで興味深い内容があったので共有したいと思います
インタビュアーの「ボブの頭の動かし方もそっくりでした」に対して
アディルは
あれもね、ボブがリラックスしているように取られているけれど、頭を後ろに逸らすのはトレンチ・タウンみたいな場所で育った人特有の防御本能が働いたときの動作なんだ。表情は柔らかくても、頭の振り方に「簡単には信用しないよ」という気持ちが出ている。
自宅に戻ってから色々調べたんだけど、この記事だけは映画を観る前に読んでおきたかったな。
人は無意識ながらも動きの中にも感情が出てしまうものだけれど、頭の振り方にまでメッセージが出ていたとはつゆ知らず
他にもびっくりする事があったけれど更に長くなるのでこの辺で締めたいと思います
ボブ・マーリーをご存知の方は不要かと思いますが、ライトな方は『ボブ・マーリー映画を観る前に』の記事を読んでからの鑑賞がお勧めです( )