こんにちは。


最近の若い方はお酒も飲まないしたばこも吸わないという方が多いです。
駅のそばにある喫煙ブースもアウシュビッツよろしくと言わんばかりに中年以降の男性ばかりが、もうもうと。
激減した飲酒人口ですが（わたしが若い時は大学の新歓コンパで未成年なのに急性アルコール中毒で運ばれるなんでザラでしたわ、ま、わたしもですが）、少数派の酒飲み若年層は喫煙率が高い！のですよ。
「たばこ吸ってるとカッコいいから」
「お金持ちに見えるから」
なんていう理由で吸ってたりするんですよね。
昔は大人になった楽しみ（若しくは隠れてする良くない嗜み）として酒・たばこは二大巨頭だったのですが、今はステイタスの一つになっているわけです。

電子たばこアイコス（今は違う名前らしいですね、わたしの記憶はアイコス止まりです）の出現により「ヤニがつかない」というクリーンさも手を出しやすいキッカケなのかも知れません。
ライターやマッチもいらないし、ごく普通にたばこという大人の湿った世界の物がセレブリティをレイヤードする小物と化けるワケです。
電子たばこを吸っても健康にそれほど悪影響を与えなさそうな気がしてしまいます。
たとえば缶ピースの場合「肺がん」の文字がすぐ近くに見えますが、電子たばこの場合は見えにくい。
立ち飲みよりもバーカウンターなんて文字の方が見えやすい。
なぜか生活習慣というよりも自己演出アイテムのような錯覚を起こすワケです。

でもこれはどうなんだろーと他人事ながら思うのですよね。
若い時からたばこを吸い続けてヤメられず、吸う場所もなくそれでも足掻き続けて行き着いた電子たばこを吸う中高年と、スタイルアイテムとして手にしている電子たばこを吸う若者。
もうヤメられずに行き着いた人たちには救いの一手ですが、アイテムとして手にした若者はちょっとマズイな、と思ってしまいます。
ほんわかと手にしたソレは紙巻たばこと違いヤメるきっかけが少ないからです。
もうたばこなんてものは健康を害するものなんだから、肺がんに近いものの方が望ましい。
電子たばこしか吸ったことのない人は、立ち飲み屋へ行って隣のおじさんからハイライトを1本貰いましょう。
なんて昨日行ったいつものバーのカウンターでソーダとナンチャッテたばこを吸いながら、思ってしまいました。

でも紙巻きたばこをヤメられない中高年は、電子たばこにシフトチェンジしましょう。
「電子たばこにしてまで吸いたくない」
口を揃えて皆言いますが、実際電子たばこしかなければ大抵は電子たばこにするはずです。
ニコチン・タールは健康に悪影響を及ぼしますが、吸い込む時の空気に含まれる一酸化炭素は脳に重篤な影響を及ぼすようです。
STOP！たばこ！とは言いませんが、健康あってこそ、ですよー。

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次回の出勤です。

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