その中に
29歳、中高一貫の男子校出身、彼女がいたことがない
という男性が出ていて、
私は、高校の時片思いしていたT君を思い出しました。
私がT君と出会ったのは高校の留学プログラムでした。
彼も中高一貫の男子校に通っていて、眼鏡で大人しく、アニメと虫が好き、
アニメキャラ以外の女に興味がなさそうな男子でした。
私は彼と仲良くなりたくて留学中は彼にたくさん話し掛けました。
ある日一緒に歩いていた時、彼がガガンボという虫を見付けました。
「わ~ガガンボだ~」と彼は興奮していました。
虫が好きな彼はガガンボを見るのが夢の一つだったようで普段大人しいのに珍しくテンションが上がってはしゃいでいました。
彼に好かれたかった私は優しい子アピールのために彼にガガンボとの2ショット写真を撮ってあげると言いました。
これで私の気持ちを少しは察してくれるカナ?と淡い期待を抱きながら、
ひたすらに彼にカメラを向けていると彼ははっと何か気付いたように言い出しました。
「もしかして、〇〇さん(私)って・・・」
私は、
これはッ、僕のこと好きなの?という言葉が続くんだ!と思って、
「うんッ!!!」
と食い気味に返答しました。
そうしたら彼はこう聞いてきました。
「・・・虫が好きなの?」
うわああああああ、そんなわけなねえだろおおお
虫!嫌い!!
ガガンボ!興味ねえ!!
私はッ、君が好きなのにぃぃぃいいい!!
と思いましたが、冷静さを持ち直しながら
「いや、別に・・・」
と答えました。
やっぱりさ、恋愛経験ない男子ってこうよね!!
ずっと男子ばっかりの環境にいると女心なんてわかんなくなるよね!!!
と思い直して私はそれからもめげずに仲良くなろうと頑張りました。
(かと言って私も女子高なので恋愛経験あんまりない)
なんかその留学は、よい感じに終わったと記憶しているけれど、私の恋は突然に終わりを告げました。
留学が終わってからも彼とはたまにメールでやり取りをしていました。
(LINEはなかった時代・・・)
その日もメールで話していたら、なんのきっかけからか彼の一番好きだった「魔法少女リリカルなのは」というアニメの話になりました。
彼は、アニメについて語ったあと、
「(ヒロインの)なのはが成長して、小さかった頃のなのはが好きだったのに、変わってしまったようで悲しかった。
でも、なのはは成長してもなのはのままで、俺はやっぱりなのはが好きだってことに気付いたんだ・・・!!」
的な
なのはへの愛の告白をなぜか私にしてきたので、なんかもう二次元とか三次元とか通り越してこんなに好きなら私勝ち目なくない?もういろいろと無理じゃない?!と思って、悲しくなってメールするのを止めました。
T君、元気にしてるかな・・・
ドキュメンタリー動画の29歳男性は結婚できたそうですが、
私はT君が結婚して楽しい家庭を築いていても、
なのはへの愛を貫いていてもなんだか複雑な気持ちよ・・・!!
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出勤予定
12月はお休みです。
また1月から出勤するので、その際はよろしくお願いします()⁾⁾
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୨୧大喜利୨୧
こんな「お誘いお待ちしております」は嫌だ。どんな?
目がいっちゃってる