※ちょうど癌の手術して1年‼️
こうして元気に過ごしていることを感謝して、去年の闘病日記を
再掲載しています。※
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(昨日の続き)
さて、やっと、診察室に呼ばれ
手術の説明が始まった。
恰幅の良い、いかにもこの医局の長と言う感じだ。
この偉い先生が手術をしてくださるんだ、
ダヴィンチで、手術を行うと言う。
手術の説明は、
なんと、わかりやすい。
感心しながら、他人ごとのように聞いていた。
人間が古い私は、
やっぱり、お腹を開いてキッチリ取り切る方が、安心な気がする。
機械を信用していないのだ。
症例の日々の経過を、自分の目で見たことがないからだろう。
「お腹を開いて取る方が良い」とDrに言いたかったが、知識の遅れを露呈するようで、恥ずかしくて我慢した。
手術の予定は、10月後半あたり。
思ったより早い。
断捨離処が間に合わない。
まだまだ使えるものは、
メルカリやオークションで売る。
その段取りを、頭の中で
ずっと組み立てていた。
そこから、検査の嵐で連日、病院に通う。
待合室で座っていると、
みんな同じような、病気なんだろう、、、
同じ説明を受けている。
以前は、
説明をする立場だった自分が
今は、
こうして、大勢の癌患者の中の
1人になっている。
立場が変われば、
看護師の一字一句、目の動き、
所作が気になる。
自分はどんなナースだったのだろう?
今更のように振り返る。
生まれ変わったら、
もっと、寄り添えるナースになるよ。
そして,退職したら、
また、風俗嬢になるよ、、、
そしてまた、貴方に会いたい・・・
なんて、センチに考えていた。
(明日21:00に続く)