１５歳の夏
中学最後の夏休み
部活の息抜きにその日
友達と地元のお祭りに


地元で大きなお祭りで
毎年賑わい
その日もたくさんの人で賑わっていた


チョコバナナを食べて
金魚すくいをして
かき氷を食べて
りんご飴を買って

花火が１番綺麗に見える山の頂上へ


ベンチに座り
りんご飴を舐めながら
花火の時間を待っていた


そこに２人組の大人の男性が
目が合い
浴衣を着た大人の色気に
胸がドキッとした


気づいたら友達は
１人の男性とどこかにいってしまい

初めて出逢った男性と２人きりに


たわいもない話をして
寝転びながら花火を見ようと
男性の車に

横になる男性の横顔が
なぜか気になり見ていると
気づいた時には唇を奪われていた

からだに伸びる手
あいぶの気持ちよさ
ダメの２文字は頭の中になく
受け入れてしまった


なんだか分からないまま
私の初体験は終わった


初めてのキス
初めての体験

大人の色気に誘われて
気づいたら終わっていた


最後に残ったのは
花火の音とりんご飴の味だった























本当にあったお話しかどうか
それは直接で