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写メ日記
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永遠のカリスマ。
2024年12月19日(木) 05:38 by すずの
 
あたい グレはじめたのは ほんの些細なことなの
彼がいかれていたし でも本当は あたいの性分ね
学校はやめたわ 今は働いているわ
長いスカートひきずってた のんびり気分じゃないわね
少し酔ったみたいね しゃべり過ぎてしまったわ
けど 金がすべてじゃないなんて
きれいには言えないわ
 
 
ご存命中はまだ幼かったため、当時リアルタイムでそのご活躍ぶりを見ることはできなかった、反逆のカリスマ-。
 
 
 
享年二十六歳という若さでご夭逝された、尾崎豊。
 
 
 
冒頭の歌詞は、尾崎が十五〜六歳の時に作られたという『ダンスホール』という曲なのですが、ご存じの方はいらっしゃいますか?
 
 
時に感情を剥き出しにして、時に命を削るように歌う人。
 
 
自分に酔っていて格好つけた、キザな人。
 
 
曇りの無い透き通る瞳を持った、粋がる若者の言葉は、真剣で嘘が無くて真っ直ぐ。
 
 
魂を納得させる言葉たち。
 
 
 「弟は問いを投げかける人」
 
 
お兄さんのお言葉です。
 
 
 
どうしてあの若さで、あんなにも達観した言葉を綴ることができたのでしょうか?
 
 
 
今年に入ってから尾崎豊を聴くようになり、そんな尾崎の歌詞を味わったりYouTubeでご生前のコンサート映像を見たり尾崎の言葉に耳を澄まして聞いています。
 
 
冒頭の歌詞『ダンスホール』を初めて聴いた時、この曲は尾崎視点で書かれた一人の女性とのラブストーリーだと思ったのですが、でもよく歌詞を読んだ時、この曲の主人公は「小意気なドラ猫」と表現され最後は「孤独なダンサー」と締め括られた、実はこの女性であるように思いました。
 
 
 
色々な後悔や失ったものもたくさんあるけど、自分の過ちを悔い悲しみや苦しみを見せずに独り生きている、一所懸命前を向いて生きようとしている、その女性-。
 
 
 
この曲は「あくせくする毎日に 疲れたんだね 
俺の胸で眠るがいい
そうさおまえは孤独なダンサー」で書き終えられているのですが、人の弱さに焦点を合わせたこの歌詞において、尾崎はこの女性は遊び呆けているのではなくちゃんと生きるために闘っていることを抽象的に形容しているように感じます。
 
 
神様に愛されると長生きできない。と聞いたことがあります。
 
 
 
以前、あるミュージシャンの方が「ロッカーは若く死んで伝説になる」ととても愚かで悲しいことを仰っていたのですが、生前尾崎自身も「人が本当に評価されるのは、その人が死んでから」とよく話されていたそうですが、死後三十二年過ぎても愛され続ける、尾崎豊が、時を乗り越えた今、私も大好きです。
 
 
僕が僕であるために勝ち続けなきゃならない
 
 
君が君であるために勝ち続けなきゃならない
 
 
 
 
 
尾崎の言葉は、勇気をくれます。
 
 
 
 
 
ご存命であれば、来年はご還暦でした。
 
 
 
世代としては五十代半ば頃のお客様が、尾崎の全盛期を知る方が多いのではないか?と思うのですが、当時よく聴いていたよというお客様はいらっしゃいますか?
 
 
 
 
 
どんな曲が好きだったなど、宜しければ是非思い出のお話を伺わせてください(^-^)
 
 
 
それでは、本日も、皆様よろしくお願いいたします(^-^)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
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