ドライオーガズムというのをご存知ですか?
射精を伴わない絶頂の事をドライオーガズムと言います。
男性は射精で一度イったらそこで終了の場合が多く、回復しなければ次が出来ない&賢者タイムに襲われるのに対し、ドライオーガズムには終わりがありません。責められ続ける限り快感は続くし、何度もイってしまいます。しかも、イケばイクほどどんどん気持ち良くなり、射精を伴わない為プレイ終了後虚しくなる事もなく、逆に多幸感に包まれる事も多くあります。
これは女性の中イキの快感に似ています。
女性がGスポットやポルチオなどの性感帯の開発によってイくようになるのに対し、ドライオーガズムは前立腺の開発によって出来るようになります。前立腺は女性のGスポットとほぼ同じ役割となります。
それを知ったら興味が沸く男性も多いと思いますが、初心者が始めからドライオーガズムのめくるめく快感を得られる訳ではありません。
中イキというのは男女ともにしっかりとした知識と前戯と時間が必要となります。またドライオーガズムをする側の、メンタルのセッティング・・・所謂ムードが重要になります。
射精が目的のプレイの場合雰囲気も何も極端な話しごかれればそれでよいのですが、中イキが目的の場合は脳内でドライオーガズムへの期待感を高めていく必要です。
これが初心者には難しいところなのです。
射精しか経験した事がないため、出したことしかないアナルで強烈な快感を得るという事がはじめのうちは想像しにくいのです。こればっかりは知識のあるプロのセラピストでもしょうがない事なので、経験を積んでいくしかありません。
特に一人でやっていると結局射精したくなり、結局射精行為に突っ走ってしまう事も多くみられます。
ドライオーガズムへの近道は知識と技を持ったセラピストに手伝ってもらい、自分は快感を得る事だけに集中できるようにした方がいいです。
初心者の場合の時間は基本的には120分コース以上の長時間をおすすめしています。
ドライオーガズムは開発が必要ではありますが、その開発に時間がかからないタイプ・かかるタイプがあります。セックスに恐れや抵抗感のある女性がいまいち気持ち良くなれないように、ドライオーガズムに恐れや抵抗感のある男性も気持ち良くなるための心理ハードルが高い為です。
熟練のセラピストをもってしても、その心理ハードルを短時間で下げきる事は難しいのです。
まずは慣れる事を目的に経験し少しずつドライオーガズムに近づいてほしいと思います。