【店長コラム】創戯旅団 第77夜 厚木ってどんな街? - 真性痴女ハードコアコネクション グランブルー厚木

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【店長コラム】創戯旅団 第77夜 厚木ってどんな街?

【店長コラム】創戯旅団 第77夜 厚木ってどんな街?
※2025年02月16日12時36分

もうこの創戯旅団コラムも合計77話目になるのですが、その間に厚木市がどんな街なのかを私が語った事は、まだ一度もありませんでしたね。SMクラブと云う仕事が、あまりにも希少な仕事で物珍し過ぎて、説明しなければならない事も多かったのです。尚且つ次から次へと起こる事件の数々が強烈過ぎる事もあり、厚木市を紹介する機会を逃していたのです。しかし、直近のコラムのテーマを探していて、折角なので厚木市の紹介をしておいた方が読者様がコラムに入り込みやすいだろうと思い立ったのです。

神奈川県厚木市は場所的には神奈川県の県央、相模地区にあります。電車の駅で説明しますと小田急小田原線本厚木駅が厚木市の主要ターミナル駅になるでしょう。普通、準急、急行、一部ロマンスカーも停車する始発駅としても有名な中規模ターミナル駅だと思います。高速道路も東名高速道路の東名厚木インターチェンジがあり、それこそ新東名高速道路は起点となっている厚木南インターチェンジがあります。他にも首都圏圏央道と小田原厚木道路もある高速道路の主要インターが多く集まる大商業地区です。物流センターや企業の倉庫は厚木にあるイメージが強いですね。それ以外にも、アツギナイロンのパンストは女性の方にはメジャーでしょう。他にも本厚木駅周辺に相模ゴムの工場があるのは有名な話しです。相模ゴムって何?と馴染みの薄い方は思うでしょうね。そんな方は明るい家族計画という文言が目立った自販機を知らない若い世代の方々かもしれません。この工場はコンドーム工場なのです。それこそ入り口に0.01のコンドームの看板が立ってたりします。と下半身に縁のある企業から紹介してしまいました。他にもSONYの研究所、リコー、日産等も事業所や工場を置いている地域です。一昔前迄は本厚木駅前は大きく栄えていました。パルコは本館と新館の2棟がありましたし、その前には長崎屋、横にはSATYがあり、無印良品も商業施設の中のフロアを使ったテナントでは無く建物として店舗が存在しました。他にもラオックスもありましたし、駅前のミロードにはタワーレコードも入っていました。パチンコ屋やゲームセンターは乱立していましたし、映画館もありましたね。この様に昭和の時代が全盛期だったイメージの強い街です。それが平成の30年でジワジワと隣駅の海老名駅に逆転され、平塚市も順調に進化している中で厚木市だけは退化が目に付いてしまう地区でした。パルコ、長崎屋、SATY、無印商品は厚木から撤退し、映画館は潰れ、駅前のパチンコ屋は最早1件しか残っていません。ゲームセンターも半数になったのではないでしょうか。今では、少し寂れているイメージすら持たれている市だと、長く厚木市に住んでいる私には見えてしまいます。最近、厚木市に引越して来た人や若い子が厚木は住みたい地区の全国No.1なんですよ。とか目を輝かして言っていたりしますが、そんな事あるか!と突っ込みたくなります。どの口がそれを言うかな(笑)町田や横浜市のベッドタウンの存在を知らない地方から出て来たばかりの方だったりします!?と思わず聞きそうになりますよね(笑)

昭和が全盛期で平成の30年が衰退期だった本厚木駅前は、令和に入ると、もう立派に閑散とした駅前が完成されていました。小さなお店の多い商店街ではありませんでしたので、シャッター商店街が目立ちはしないのですけれどね。それこそ、私がやっていたギャルズスタイルが入っていたのは昭和の旧商店街でまさにシャッター商店街だったのですが、今ではその商店街の建物が一つ、また一つと潰れて新しいマンションになって行くのです。寂しい話しですね。数年前に全国で一番住みたい駅ランキングで本厚木駅が一番になっていましたが、いい加減なランキングだなと苦笑いします。自分の住んでいる街から脱出したいランキングの1位でしょうが。駅前の商業施設が潰れ過ぎてマンションが立ち過ぎたので、そのマンションの部屋を売りたいだけだろうと天邪鬼な私なんかは思ってしまいます。因みに私の両親は千葉県に居たのですが、私が成人して自立すると千葉ニュータウンと云う新しく開発されたニュータウンへ引越しました。そのニュータウンは開発に失敗したゴーストタウンとして有名なり、それこそ都心へと繋がる北総開発鉄道なる私鉄は私の実家があった西白井駅からお隣の新鎌ヶ谷駅までの初乗りが310円もする住みづらい地区になっていました。そんな寂れた地区に人が大量に移住してくる事は20年以上もありませんでしたよ。開発は大失敗です。最近になりその印西地区は大型の商業施設が充実して、電車も成田空港まで延伸した事により、ようやく栄えて来たのです。それにしても遅過ぎますよね。栄えるまでに軽く35年はかかった事になります。その間に可哀想な事に、私の両親は亡くなりました。千葉ニュータウンが栄えるのを見る事が出来なかった残念な引越しでした。話しがかなり大回りしましたが、本厚木駅周辺のマンションが、では本当に今後売れるのかと言いますと、実際には売れないでしょうと私は思っているのです。この少子化時代ですよ。しかも、人口も減っているのです。さらにインフレで円高で、これでどうやってマンションを売り捌くのでしょうかね。売らないとまずいから住みたい街ランキング第1位を本厚木駅にする思惑が透けて視えています。印象操作してますよね。

では、水商売はどうなのでしょう?ここが一番気になるところですよね。まず、キャバクラなどの飲み屋はどうでしょうか?店舗数的にはステイか少し数を減らしています。それでも大健闘じゃないですか。ピンサロは半分以下になってしまいましたからね。本厚木は厚木市民のものになりつつあり、厚木市以外から遊びに来る若い子が少しずつ減っているのは間違いないでしょう。たまにネタにしていますが、ウチのギャルズスタイルも先行きが不透明過ぎてリスクと捉えて切り離す事を選択しているのです。少し脱線しますが、ここが大事なポイントになります。昨年末から貧乏なウチが貧乏なりに変則の新店舗展開が出来る状態になつたのは、まさにギャルズスタイルを切り捨てた事で可能になった戦略なのです。この先もどう回収出来るかが予測不能な不良店舗が足を引っ張り続けると、新店舗がバズり始めても何もお店を伸ばす戦術を打てずに守りを優先せざるを得なくなります。であるならば新店舗戦略が夢見に終わってしまいます。全てが無駄足になる悪手に堕ちてしまう最悪のシナリオです。それを全力で回避して、小さいながらも未来に紡ぐ大事な一歩を踏み出しているのです。私が失敗を認める事や自分が1回沈む事は厭わないですが、お店とキャストさんがプライドを失う事だけは、私はしたくありません。自分が不味い飯や臭い飯を食ってでも自分の周囲の人間のプライドだけは絶対に守りたいのです。所詮、ただのカッコつけなのですから、それくらいしか私には出来ません。商才はまるっきし無い事くらいはちゃんと自覚出来ていますよ。こうやって無駄な遠回りを楽しそうにしている私が基地外なだけですから。それでも、私のお店には小さな未来への光が差し込むところまで回復したのです。話しは少し戻りますが、ピンサロは閉店して手放してしまう事が最良の手段でした。周りの人間に聞いてみても誰も引き継ぎたいとは即答しませんでしたからね。それ程に、最早ピンサロに旨味は無いのでしょう。しかし、ピンサロでも売れているお店は残りますし、一定数の需要は必ずある商売です。ですから、この先も絶滅危惧職にはならないでしょう。ファッションヘルスは昔も今も厚着には2軒だけですね。最早、特需になってると思いますよ。羨ましい話しですよ。ソープランドはやはり昔も今も営業は許されていない地区です。そんな中でメンズエステと風俗エステはコロナ禍の時流に乗った職種だと思います。ここから先は伸びは落ちる一方だとは思いますけれどね。そして最最後に派遣型風俗業はどうなのでしょう。この業種も厚木市は助かってませんか?神奈川県の風俗街を挙げよと云われると、横浜、川崎、そして第3の風俗街が厚木になるのです。表面はピンサロ街であり、裏面はデリヘルが繁栄している街なのです。全体的にキャストさんの平均年齢は高めなので、神奈川の大塚だの、神奈川の巣鴨だのと陰で言われる事もあります。各店舗の規模は小さくなりながらも、何とかデリヘルとしてのΠは減っていないのが凄いところです。皆さん、死に物狂いで大健闘でしたね。積極的に動いてコロナ禍に打ち勝つ施策を打たなかったウチが珍しい程に全店が何かしら仕掛けを打ちました。ウチが動かなかったのは、動きたくても動けなかっただけの話しですよ。動いてしまったら、そのメンバーでは叩かれてフルボッコになりますよ。明らかに在籍していた女王様は玲子さんとKさん以外は役不足でしたからね。それが言い過ぎで無い事は、私では無くお客様が一番知っていた事だと思っています。それでも、クビにはしないで使い続けた私の無駄な優しさには、私もお客様も苦笑いしか無いでしょう(笑)何故、厚木地区の派遣型風俗が廃れなかったのかには明確な理由があると、私は思っています。風俗情報サイトにはどこも必ず厚木地区がカテゴリーと分けされていたのが大きな要因でしょう。デリヘルの数だけは川崎をも凌ぎ東京都町田市と肩を並べる程の数があるのです。それでは、派遣型の特殊風俗店はどうでしょうか?どうにもオープンしても5年以内に撤退するイメージしかありませんよね。早いと1年保たずに死亡します。それこそ立ち上がる事無く3ヶ月~6ヶ月で終わる店も少なく無いのです。その全ての店が、ウチを見てやり方が下手だと批判し、自分たちならもう少し上手くやれると豪語したであろう事は容易に想像が付きますよ。しかし、それでも世の中はそこまで甘く無く新店舗に刃を突き立てたのです。結果、いつもウチしか残らない定番の結果となるのです。エレガンスなら引き継ぎたいと言っていた経営者は何人も居たのが、今ではウチが県央の特殊風俗店の唯一の勝ち組である証明でしょう。でも、前述の理由からも任せたところでエレガンスを潰しかねないと判断して、私がお店を売却する事はありませんでした。最終、一番お店の事を想った発言を当時からしていたのは玲子さんのみだったと、今になって評価しています。玲子さんだけは、私はこのままの体制のお店で働きたいと語っていたのです。ん?私は休む事を許されないパターンかと苦笑いしました。ちゃんとした経営者であれば引き継ぐのもありだろうと思いながら、あの当時の数ヶ月を過ごしたのですが、誰も再建案は提案出来なかったですね。であるならば、このお店は誰にも渡す事など出来ないなとなりまして、私があれやこれやとお金の掛からないこじつけの再建策を押し進めているのです。またも脱線していますが、この様に厚木の派遣型風俗店は大手と小規模ベテラン店が今も根強く頑張っています。結果として、夜の街としてはなかなかの大健闘を見せてくれる地区、神奈川第三の風俗街として厚木は繁栄しているのです。

私みたいな昭和末期の人間に取っては厚木市は懐かしく住みやすい街です。私がそう感じている以上は、ウチのグループが厚木を捨てる事は無いでしょう。ウチの風俗店で楽しむお客様を眺め、一生懸命に働いているキャストさんを応援したり、そんな人の喜びとか幸せとかを尊重しながら成長して行くお店の長でありたいのです。ささやかな夢ですよ。その願いも叶い切っていない難解な職種でありますが、今後も渾身の力で縁の下の力持ちを務めさせて頂きます。それだけが、厚木市民の私の儚い願いです。何なのその底力はと言われる粘り強い人間で居たいですね。私達の変態道を道路整備から、真剣に取り組みます。

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